こんにちは。
FAITH(フェイス) 小川由佳です。
怒涛の新入社員研修週間が終わりました!
ふと気づくと、4月も下旬に。
かなり暖かくなった昨日、
ベランダのレモンの木の上で
昨年幼虫からさなぎになり、冬を越したアゲハチョウが
羽化しているのを発見しました。
うれしい~。
この冬、さなぎの中でずっと寒さに耐え続けて
このような美しい蝶になったことに
なんだか感動してしまいました。
ちなみに、うちのベランダには、
冬を越したアゲハチョウのさなぎが、まだ2体あります。
彼らがさなぎから出てくるのが、楽しみです。
さて、話は変わって。
最近、小学校5年生の娘(10歳)が
いろいろつっかかってきます。
年齢的なものがあるのだろうなあとなんとなく思っていたのですが、
私自身、気持ちのうえで余裕がなくなり、けっこうきつくなってきたので、
思い切って「10歳という時期」について調べてみました。
すると、
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・10歳ごろ、急激に発達するのが「前頭前野」。
“心をつかさどる脳”といわれ、物事を判断したり、感情をコントロールしたりする。
この前頭前野の働きによって、人からの視線を感じたり、社会的に自分がどう動いていったらいいのか考えはじめたりするようになる。
・しかし、思春期に入ると、からだの成長のために性ホルモンの分泌が活発になり、前頭前野を刺激し、感情のコントロールや判断力が不安定になるという。
・いわば、“脳が混乱している”くらい、特殊な状況。
自分の中でも分からなくなるぐらい、ごちゃごちゃしていて嵐のような状態。
・子どもが親に反抗的な態度をとるのは、意図的にやっているのではない。
・おとなのしぐさや表情から「大人が何を考えているのか」と気持ちを推し量ることもできるようになる。すると、親が「ああしなさい、こうしなさい」と上から目線で言っても、反抗する。本当にそうだなと思っても、反抗する時期。
出所:「ウワサの保護者会」Eテレ/総合
https://www.nhk.or.jp/hogosya-blog/100/428094.html
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とのこと。
なるほどなあ。
そういう時期なのか。
本人も混乱しているのか。
言っていることと本当に思っていることが違ったりするのか。
などなど、
日々直面する現象に対して、
彼女の脳の中で起きていることがわかると、
なんだかすっきりしました。
と同時に、もう少し冷静に対処できる気がしました。
背景を知るって大事ですね。
現象だけ見ていると、
「なんじゃこりゃ?」
「いいかげんにして」
みたいな気持ちになってくる。
でも、メカニズムがわかると、
「そういうものなんだ」とわかると、
落ち着いて対処できるし、作戦も立てられる。
これは、他のことでも言えそうです。
例えば、一緒に仕事をしている人の行動や言動が理解できなかったり、
腑に落ちなかったり、イライラしてしまう時。
裏にあること、背景、メカニズムを知ると、
気持ちも落ち着くし、対処の仕方を考えられそう。
「背景を知る」
皆さんも、取り入れてみてはいかがでしょうか。