こんにちは!
FAITH(フェイス)小川由佳です。
子育てや介護などを抱えながら
仕事をされている方が
増えていると言われます。
実際、私の周りでもこれらと両立しながら
仕事をしている方は多いです。
これらと両立をしながら仕事をしていくうえで、
大事なのは、自分のキャパを知り、
必要なときに「助けてほしい」と言えること。
先日、これを実感する出来事がありました。
私自身の話になりますが、
最近、プライベート(子供のことなど)で
立て続けにいろんなことが起こって
精神的に辛い状態が続いていました。
でも、誰にも言えず、泣きたくても泣けず、
なんとなく抱え込んだままで、心がパンク寸前。
このままじゃ、本当にヤバイ・・・と思い、
ようやく、ぎりぎりの状態になって
周りにヘルプを求めることにしました。
長年の友人に話して、吐き出させてもらったり。
あと、仕事では、
私の執筆に伴走くださっている編集者さんに
進捗に関しての相談をしたり。
この編集者さんは、
ご自身も介護で疲弊された経験をお持ちで、
私に、こんな話(↓)を話してくださり、
私に寄り添ってくださいました。
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(※ご本人から掲載の許可はいただいています)
私自身、ここ半年、介護で心身が疲弊して、
仕事も今までみたいに頑張れなくて、でもギリギリまで
頑張りたい自分のエゴのせいで、皺寄せが周りの人たちに
いくようになってしまって…
著者の方からお叱りを受けたりもして…
介護そのものというよりは、それが一番しんどかったです(;;)
自分のキャパオーバーを自覚しないと、結局、
周りに迷惑をかけてしまうんですよね。。
今は、おかげさまでだいぶ親の症状も落ち着いて、
ようやく「しんどかった」と言えるようになりました。
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彼女の温かい言葉は、本当に心にしみて、
「勇気を出して、彼女に話してよかった」と思うと同時に、
にっちもさっちもいかなくなる前に
「助けてほしい」と声をあげることの大切さを
学んだように思いました。
皆さんは、ヘルプシーキングという言葉をご存じでしょうか?
これは、
「一人で抱え込まず、周りに助けを求めながら仕事に取り組む力」
のこと。
特に日本人は、「自分一人で頑張ってやり遂げなければいけない」
という思い込みが強く、人に頼るのが苦手だとも言われます。
でも、メンバーそれぞれが育児や介護等、
多様な事情を抱えていたり。
加えて、リモートワークで、
お互い様子がわからなかったり。
そのような状況が”普通”になりつつある昨今、
チームとして成果を出していくには、
メンバー一人一人が適切に「ヘルプしてほしい」と声を上げて、
臨機応変に協力しあいながら状況に対応していくことが大事になります。
ヘルプシーキングは、今の時代、
ビジネスパーソンにとって必須のビジネススキルとも言われています。
あなたは、自分のキャパシティと相談しながら、
必要に応じて、周りにヘルプを求めることができているでしょうか?
また、あなたのチームは、
自分だけでなくメンバーそれぞれが
必要に応じて周りにヘルプを求めることができる
状態にあるでしょうか?
自分が抱え込まない、そして、メンバーにも抱え込ませないチームづくり、
していけるといいですね^^