こんにちは!
FAITH(フェイス)小川由佳です。
先日、面白いことがありました。
ある案件において、関係者間のやり取りが
メッセンジャーグループで行われているのですが、
先日、たまたまそのメッセンジャーグループを開けたら、
なんと、そのグループの壁紙がスーパーマン柄になっていたのです。
ほんとにもう、びっくり!
おまけに、「いいね」ボタンが
タランチュラ柄になっていて
更にびっくり!
とっさに、
「え、え、え、私、間違えて、
余計なボタンをクリックしてしまった??
気づかないうちに設定を変えてしまった???」
「どうしよう・・・(汗)」
と焦って、
いろいろとボタンや設定を
触ってみるものの、変わらず(涙)
そんな中、ふと、
「そもそも、このスーパーマン柄やタランチュラ柄は、
他の関係者から見ても、同じなのだろうか・・・?
(それとも、私のパソコン上だけの話?)」
という疑問が浮かび、
おそるおそる、メッセンジャーグループに対して、
「今、メッセンジャーグループを開けたら
壁紙がスーパーマン柄になっているのですが、
これって、皆さんから見てもそうなのでしょうか?」
というメッセージを送りました。
すると、その直後、Aさんから
「あ、私から見ても、スーパーマンです!
きっとBさんが遊び心で壁紙を変えたのだろうと
楽しんでおりました~♪」
というお返事がきました。
なんと!
更にしばらく経った後、今度はBさんから
「ああ、申し訳ありません!
私が知らず知らずのうちに、
壁紙を変えてしまっていたみたいです(汗)
今、元に戻しました!」
という返信がきました。
そういうことだったの・・・!
私としては、まず、
「私が設定を変えちゃったわけではなかったんだ~」
ということに、ほっとするとともに、
私とAさんとの、あまりの反応の違いがおかしくて
くすっと笑いそうになってしまいました^^
「壁紙がスーパーマン柄になっていた」という出来事は同じ。
にもかかわらず、
私が「私が知らず知らずのうちに設定を変えてしまったんじゃ・・・」と焦っている一方で、
Aさんは「Bさんが遊び心でやってくれたんだ~」と楽しんでいる。
まさに、
「出来事(事実)は同じでも、捉え方によって、
そこから生まれる反応(感情や行動)が異なる」
を地で行くような例だったのです。
おもしろいですね。
と同時に、
「無意識の捉え方に基づく反応」って恐ろしい
これに自覚的になるって大切だな
と思わずにはいられませんでした。
というのも、この「反応」というのは、
影響力を生み出す大きな要素だと思うからです。
例えば、
なんでも言い合えるようなチームづくりが大事だと思って、
部下に対して普段「思ったことは、なんでも言ってね」と言っていたとしても、
いざ部下が反対意見を言ったとたん、
自分の無意識下に「部下は上司に従うべき」という捉え方があったとしたら、
とっさに「いや、それ、違うでしょう」という反応や、
いらだちという反応を、部下に返してしまうかもしれません。
そうなると、言行不一致になってしまいますし、
これは部下に対する負の影響力になってしまいますね。
自分は、普段、無意識にどういう反応をしているのか?
その根っこには、どんな捉え方があるのか?
ときおり意識を向けたいものだなあと思います。