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上司は「人間として偉い」わけではない

遅ればせながら、
新年あけましておめでとうございます!

 

FAITH(フェイス) 小川由佳です。

 

早いもので、令和2年になって既に半月が経ちました。
皆さま、新年最初の月はいかがお過ごしでしょうか?

 

実は、我が家は、今回の年末年始、
娘→私→夫とリレー式にインフルエンザA型になり、
お正月どころではない!という状態でした。

 

ほんと、こんな体験は初めてです。
苦しかった~(^^;)

 

ただ、仕事のない時期であったため
仕事に穴をあけずに済んだのは、不幸中の幸いでした。
(というか、仕事のない時期で気が緩んでいたのも、
インフルをもらった理由の1つかも・・・苦笑)

 

年末年始に今年の厄払いが一気にできた!

と思うことにし、今年も楽しくがんばっていきたいと思う、今日この頃です(^^)

 

さてさて。

 

今、出口治明さんが書かれた、

座右の書『貞観政要』
中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」

という本を読んでいますが、なかなか面白いです。

 

「貞観政要」とは、
唐の名君と言われた太宗と臣下との
議論や問答を集大成したもの。

 

北条政子や徳川家康など、
優れた指導者たちの間で
読みつがれてきたと言われています。

 

「君主と言われる人たちにとっての名著」というと、
ちょっと敷居が高いように感じるかもしれませんが、
リーダーとはどういう存在か
を考えるうえで参考になります。

 

私は、普段から、本を読むとき、
共感したところや気になったところに
線を引きながら読んでしまいますが、
今回、この本を読んで、線を引いた個所のうちの1か所がこちらです:

 

= = = = =

 

~~ 上司は「人間として偉い」わけではない  部下と「機能が違う」だけ ~~

 

上司も部下も、組織を運営するための機能のひとつにすぎません。

チームで仕事を回すために、上司はたまたま上司の機能を割り当てられただけです。

上司は部下よりも人間として偉いわけではまったくありません。

人間には、頭や手足がありますが、必ずしも頭が偉いわけではありません。

頭には頭の、手足には手足の役割があり、それぞれが機能を十分に発揮することで、より良く生きていけます。

組織も同じです。

上司の機能をひとことでいうと、「組織をまとめる」「方向を示す」という役割です。

今、どの方向に風が吹いているか、社会がどの方向に変化しているかを見極め、その変化に適した人材に任せる。

適材適所に人材を配置し、チームとしてのパフォーマンスを上げる。

それが上司の機能です。

 

(座右の書『貞観政要』中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」の第1章より)

 

 

ちなみに、太宗って、こんな感じの人でしょうか・・・↓

中国の皇帝

 

= = = = =

 

これを読んだとき、思い浮かべたのは、かつて金融業界にいた友人との会話です。

 

その友人とは、ときおり仕事の話や子育ての話等、雑談をすることがありますが、

友人が上司について表現するときに、

「(上司に)仕える」

という言葉(表現)を普通に使うことに、すごく驚いたことがあります。

 

私は、上司に対して「仕える」と言う言葉を使ったことがなかったので(笑)

 

でも、もしかしたら、私が知らないだけで、この「仕える」という言葉、
意外に世の中で普通に、上司に対して使われる言葉なのかもしれませんね。
(業界によっても違うような気もしますが)

 

言い換えると、
部下よりも上司の方が偉くて、部下はその上司についていく・・・
という考え方が、日本では一般的なのかもしれません。

 

ただ、これからの世の中で「仕える」、
つまり、部下よりも上司の方が偉いという価値観をもって働くのは、
とてもしんどいのではないかなあと思っています。

 

なぜなら、VUCAの時代とも言われるように、現代は
めまぐるしく変化する、先が予測できない時代だからです。

 

私自身、お客様とお話ししていると、
AIによる業界の変化であったり、
例えば、自動車業界であれば、自動運転やスマートシティなど
誰もまだ経験したことのないビジネス構想であったりが、
普通に話題に挙がってきて、

「正解のない、未知なる時代に今、私たちは生きているんだなあ」

と感じます。

 

誰も正解を知らない。
つまり、上司が正解を部下に教えることなんてできない時代。

 

そんな中で、ときおり聞く

「上司は部下よりも優れていなければいけない」
「上司は部下よりも知識や専門性で優れていなければいけない」

という考え方は、ちょっと違うし、
上司も部下もしんどいのではないかと思っています。

 

もし、この考え方ゆえに、
自分に自信を持てない人、あるいは、
上司としての自分に「×」を出している人がいるようでしたら、

この考え方はちょっと脇に置いて、
部下といっしょに、正解、もしくは最適解を創っていくことを
目指してもいいのではないかなあと思うのです。

 

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