こんにちは!
FAITH(フェイス)小川由佳です。
先日、「建設業界に変革を 起業家の挑戦」というテレビ番組を
朝の準備をしながら、何気なく見ていたのですが、
その番組でインタビューを受けていた
稲田武夫さん(株式会社アンドパッド 代表取締役)の言葉に
ハッとしてしまいました。と同時に、心惹かれてしまいました。
正確な言い回しは忘れてしまったのですが、
稲田さんがおっしゃったのは、次のような言葉:
未経験だからこそ貢献できる。
現場で事実を見て観察して、必要なことは何かを見出だせる。
稲田さんは、事業として、
クラウド型建設施工管理サービスの開発・提供をされていますが、
ご自身は、建設業界にいらっしゃったことはないそう。
だけれども、
第三者だからこそ、気づけること&貢献できることがある
という思いで建設の施工管理アプリを開発し、
現在、そのアプリは、シェアNo.1施工管理アプリに
成長しているのだそうです。
私たちは、経験がないと一人前ではない、
経験がある人に太刀打ちできない・・・
と思ってしまいがちです。
だから、例えば、管理職になったとき、
自分よりベテランで経験豊富な部下を前にすると、
どうしても遠慮したり、腰が引けたりしてしまう・・・
私自身、「経験がない分野だと自信がもてない」
という傾向が多分にあったので、
過去、自分の中の「自信のなさ」や
「とにかく経験を積まないと・・・という焦り」と
戦ったり葛藤してきたりしたように思います。
だからこそ、
拙著『女性管理職 「自分らしいリーダーシップ」の育て方』でも書いたように、
未経験の分野でも自分なりに見立てを立てることが出来ること、
「論理的思考や問題解決の思考」の力に感銘を受け、
これを身に付けることで自分に自信が持てるようになることを
後押しできたら・・・という思いで
論理的思考や問題解決思考向上の活動もしています。
が、こうして、今回、
「経験がないこと自体を積極的に”強み”とする」考え方に触れて、
とても励まされるような、うれしいような、
そんな気持ちがしたのでした。
経験がなかったとしても、
チャレンジすることはできるし、
むしろ、それを強みとして活かすこともできる。
そんな目線を、今回自分に加えることができてうれしく思っています。