こんにちは。FAITH(フェイス) 小川由佳です。
皆さん、マザーハウスっていう会社をご存知でしょうか?
「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という想いのもと、山口絵里子さんという女性が20代で創業した、カバン、そして、最近ではジュエリー、ストールなども扱うアパレル企業です。
この山口さんの創業にいたるまで、そして、創業してからのストーリーが本当にすごくて、山口絵里子さんの「裸でも生きる」という自伝的著書を読んで以来、ずっと山口さんのファンです。
その行動力、突破力、何度転んでもあきらめない姿勢が好きです。
単に、創業者山口さんに惹かれたというだけでなく、製品であるカバン自体のデザインや質感も好きで、現在、マザーハウスさんの2種類のカバンを所有し、今も使っています。
それにしても、おもしろいなあと思うのですが、創業者や会社に上述のようなビジョン(想い)やストーリーがあると、製品自体ももはや物質的なモノというだけではなくなってしまうんですね。
私は、マザーハウスさんのカバンを見るたびに、なんだか背中を押されるというか、勇気付けられる気がするのですが、それはきっと、そのカバンという製品の背景にある並々ならぬ苦労や想いを本で読んで知っているからなのだろうなあって思います。
モノにストーリーや想いが見え隠れしているのですね。
なので、特に、仕事等でチャレンジングなことに挑むときに、このカバンが私にとって、1つの勇気付けアイテムとなるのです。
そういえば、この想いやストーリーのもつすごさについて実感した出来事をもう1つ。
つい先日のことですが、マザーハウスさんの製品ユーザー向け13周年記念トークイベントがあり、思い切って参加してみました。
(SNS等にアップOKとのことで掲載しております)
トークイベントでは、マザーハウスさんが現在取り組んでいることや今後目指していることなどについて語られ、最後に質疑応答の時間があったのですが、私が特にすごいなと思ったのは、ある1人の参加者からの質問でした。
その方の質問っていうのは、このようなものでした↓
「私は、『途上国から世界に通用するブランドをつくる』っていうマザーハウスさんの考えがすごくいいなって思ったので、マザーハウスさんの製品を買うのはもちろん、SNSで友達にも紹介したりして、友達も何人か製品を買ってくれました。でも、もっともっと協力したい。SNSで紹介する他に、私にできることってないでしょうか?」
魅力的なミッションやビジョンというのは、ここまで人を惹きつけるものなんだ!!!
びっくりすると共に、なんだか感動してしまいました。
私は講師として管理職研修を行うとき、研修の中でよくビジョン(想い)をテーマとして扱うことがありますが、ビジョン(想い)というもののもつすごさ&大切さを、改めて実感させてもらった出来事でした。