こんにちは。FAITH(フェイス) 小川由佳です。
クライアントさんにコーチングをしていて感じるのは、意味付けの大切さです。
皆さんは、「やろう」「やらなきゃ」と思いつつ、
なかなか重い腰が上がらない、行動に結びつかないってこと、ありませんか。
これまで「やろう」と思えない、なかなか重い腰が上がらないと言っていた人が、
それをやることの意味付けが変わった途端、つまり、
自分にとってやることの意味が腹に落ちた途端、
急にやる気になったり、やれるようになる様子をたびたび見てきました。
クライアントさんだけでなく、私自身も経験があります。
今、私が通っている歯医者さんは、
虫歯になったことがきっかけで通い始めたのですが、
もともとこの歯医者さん、
虫歯の治療以上に虫歯の予防(予防歯科)に力を入れていました。
そのため、私も、
「虫歯の治療後も、3か月に一回、
メンテナンスのために通ってください」
と言われたのです。
最初、これを言われたとき、実はあまり気が進みませんでした。
虫歯が治ったんだし、いいんじゃないのかな。
時間と労力とお金をかけて3か月に1回も通うのは面倒だなって。
ただ、あれやこれや考えているとき、
ふっと私の頭の中に浮かんだことがありました。
それは、
「でも、よく考えたら、美容院には月1回通っているじゃない。
髪のメンテナンスを月1回するのだったら、
歯のメンテナンスを3か月に1回するのもありじゃない?」
という言葉。
で、なんか、これが自分の中ですごく腹落ちしたんですね。
このように
「3か月に1回、予防歯科に通うこと」の意味付けが自分の中で変わった結果、
3か月に1回、予防歯科に通うことに全く抵抗がなくなり、
実際、3か月に1回通って早7年、今にいたります。
ちなみに、(後付けですが)、
虫歯や歯周病は、糖尿病など体の病にも影響すると知り、
予防歯科に通う選択は悪くなかったなあと
振り返って思っています^^
では、どうやったら、自分の中で新たな意味付けができるのでしょうか?
私は、人と話すのが、そのいい方法だ思っています。
特に、自分とは価値観や考え方が違う人と。
その人が、ご自身の興味から繰り出す「ごく当たり前の質問」は、
もしかしたら、こちらにとっては「新鮮な質問」かもしれません。
そういえば、先日、
「集客のため、〇〇をやらなきゃと思っているけれど、なかなかできない」
とおっしゃっていたクライアントさんに対して
「では、□□さん(=クライアントさん)が、集客のためにやりたいことは何ですか?」
と聞いてみたら、少しびっくりされていました。
「やりたいこと」という観点では考えてみたことなかった・・・
とおっしゃっていました。
「新鮮な質問」が、あなたが新たな意味を見出すきっかけになるかもしれません。