こんにちは! 小川由佳です。
「相手とぶつかること」、
専門用語的に言うと「コンフリクト」は、
組織行動学では、
50年ほど前までは、悪いことであり、
積極的に取り除くか回避すべきものと考えられていました。
が、最近では、ないとマズイもの、
積極的に取り入れたいものと考えられています。
なぜなら、
コンフリクトを通じて、
いろいろな可能性のある意見が吟味されるから。
また、異なる意見がぶつかり合う中で、
これまで考えつかなかったような
創造的なアイデアが生み出される可能性が広がるから。
「悪いもの」から「ないとマズい」ものへの大転換、
おもしろいなって思いませんか(^^)
というか、私は、
初めてこのことを知ったとき、
視界がふわっと大きく広がるような気がしました。
そして、
相手とのぶつかり合いへの関わり方が
ガラリと変わりました。
それまで、相手とぶつかるのが嫌で嫌でたまらなかったんです。
当時、私の中では、まだまだ、ぶつかり合いは悪。
だから、「ああ、まただよ」「またやっちゃったよ」という感じ。
相手は言いたいことを
がんがん言ってくる。
でも、それは明らかに
私の意見とは違う。
どう収拾つけようか・・・と思って、
暗い気持ちになっていたんですね。
それが、
「ああ、これって、いいことなんだ。
なくてはならないものなんだ」と
思えるようになったことで、
能動的に取り組めるようになったのです。
コンフリクトへの対処の仕方には、
いくつかポイントがあります。
次回以降、そのポイントについて
書いていこうと思います。
ちなみに、余談ですが、
このコンフリクトの考え方や対処法、
仕事の上だけでなく、
夫とのコミュニケーションにも
有効活用できている気がします(^^)