こんにちは!
FAITH(フェイス) 小川です。
3月20日の記事で
どうしたら、私たちの心の中にある
「人脈を活用する」ことへのハードルを乗り越えられるか?
という問いを挙げました。
この問いについて、私が日頃意識していることを、以下に書いてみたいと思います。
(1)人脈を活用するということは、単に自分が助けてもらうだけでなく、自分が相手を助けることでもある(つまり、win-winの関係)ということを理解する
人脈を活用するというと、どうしても
「自分のために人に動いてもらう」ということにばかり目がいって、
後ろめたいような気持ちになるかもしれません。
でも、人脈の活用というのは、そもそも自分も
相手を助けることにコミットするということでもあります。
この点を意識すると、より人脈の活用への
心理的ハードルが下がるかなと思います。
更に言えば、普段から、相手の役に立てそうなことは進んで行う、
つまり、give&takeのgiveを普段から意識的に行うと
更に心理的ハードルは下がるように感じます。
ここでいうgiveというのは、
そんな大層なことでなくてもかまいません。
日頃からできるちょっとしたこと、
例えば、「この情報、〇〇さんの役に立つかも」と思ったら共有するとか、
そういうレベル感のものでいいのです。
それだけでも、心理的ハードルは下がるように思います。
ちなみに、今回のテーマとやや文脈は異なるのですが、
「助けを求めること」への抵抗感を取り払う6つの方法
「自分でやらなくてはいけない」という思い込みを捨てる
というハーバード・ビジネス・レビューの記事も
参考になりそうですので、リンクをご紹介しておきますね。
(2)相手の問題と自分の問題を切り分ける
相手に対して何かをお願いするとき、
当然のことながら、相手に配慮することは大切です。
相手がそのお願いを気持ちよく受け取れるように
お願いするタイミングだったり、伝え方だったり、
相手に合わせて気を配れるといいですね。
また、そもそも、自分だけ「くれくれ星人」になってしまって、
いざ相手がこちらの助けを求めてきたときには対応しないというのは、
言語道断であり、人脈の活用以前に、そもそも人脈として成立しないでしょう。
一方で、上記のような点に普段から配慮したうえで、
いざ人脈を活用して、相手にお願いをしたとき、
相手の反応や対応が芳しくなかったら、皆さんはどのように感じるでしょうか?
「こんなお願いをすべきではなかったのか?」
「人脈を活用しようとしている私が、そもそもよくないのでは?」
って思ってしまうこともあるかもしれません。
でも、相手が受け取ってくれるか否か(助けてくれるか否か)は、
最終的には「相手の問題」であり、
「自分の問題」ではありません。
自分にできるベストなことをしたのであれば、
たとえ、そこから返ってきた相手の反応がよいもので
なかったとしても、自分を責める必要はありません。
自分の問題と相手の問題とを切り分ける境界線を
自分の中に持っておけるといいですね。
以上、人脈を活用できるようになるために、
もしご参考になるようでしたら、うれしいです。