こんにちは!
FAITH(フェイス)小川由佳です。
9月25日、日本公認会計士協会様主催の
研修会に登壇させていただきました。
タイトルは
“私らしさ”を活かす! 公認会計士のためのリーダーシップ強化講座
講座の概要は以下のとおりです:
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公認会計士には、監査やコンサルティングで成果を最大化するためには、リーダーシップを発揮し多様な関係者を巻き込むことが求められます。
ただ、中には「私にはリーダーシップなんてない」「リーダーシップを発揮するのは難しい」という思い込みから、リーダーシップに苦手意識を持ったりマネージャーになることを躊躇したりする方がいらっしゃいます。
本研修では、自分を活かしたリーダーシップを発揮するためのヒントや、相手に合わせたコミュニケーションを通じて、関係者の理解や共感を得る方法を学びます。
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講座開催にあたって、
参加者の皆さんのニーズにお応えしたく
事前に監査法人に所属する公認会計士の方に
お話を伺ったのですが
監査法人では、入所後、数年経験を積むと、
プロジェクトマネージャー(PM)として、
スタッフをまとめながら
監査をリードしていくことが求められるとのこと。
プロジェクトのスタッフは、必ずしも
「これまで先輩後輩の関係にあった」
というわけではなく、
いきなり初対面のスタッフたちに
リーダーシップを発揮することが求められ
「大変」「私には難しい」と思う人も少なくないのだそう。
加えて、PMとして事業会社等(監査関与先)の上層部を巻き込み
お付き合いしていくことも求められるわけで
いかにリーダーシップを発揮して関係者を巻き込むか
が、非常に重要だと言えます。
これは、監査法人にお勤めの方だけでなく
独立して会計事務所をされている方々も
きっと同じであろうかと思います。
そんな会計士の皆さんにとって、この講座が、
少しでも得るものがある機会になったのであれば、
嬉しく思います(^^)

追伸:
いろいろとお話を伺う中で印象的だったのは、
会計士は、専門を極めてきた人であるがゆえに、
自分に足りないものがあるということを
認めるのが辛いと感じる人も多い。
その結果として、
本来、マネージャー&リーダーとして
周りやスタッフに頼ることも大切なのに、
周りやスタッフに頼れない人も多い。
という話。
専門性が高い業務に従事する組織において
”あるある”なのかもしれません。

