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管理職の業務負荷を減らすために

こんにちは。
FAITH(フェイス) 小川由佳です。

2019年と若干古いデータになりますが、パーソル総合研究所発行の「中間管理職の就業負担に関する定量調査 結果報告書」に、「昨今の環境変化の中で、中間管理職の負荷が増大している」ことの現状やその要因の分析、解決の方向性の提言がなされていて、とても興味深いです。

そこには、管理職個人のスキルに留まらない、時代の変化を背景としたさまざまな構造上の要因が存在していることが見て取れます。
いろいろと興味深い分析結果が載っているので、もしよかったら、ぜひ見ていただければと思います。

中でも、私が興味を引かれたのが、「管理職自身はどうすべきか」という点における、部下マネジメントに関する調査結果と提言です。

=====

・管理職自身にとっては、部下の適切なフォロワーシップ、特に積極的な行動をいかに引き出せるかが、負荷を下げるポイントとなる。
・業務量が増えた多くのマネジメントが、厳格に部下の計画・行動を管理するマイクロ・マネジメントを行ってしまっているが、それらのマネジメント行動は部下の批判的な行動・配慮的な行動 を引き出しており、管理職の負担を結果的に増加させてしまっている。

【対策】
マイクロ・マネジメントから「信頼」と「承認」のマネジメントへ。
自らの業務量が増えたときほど、部下の能力・仕事を認め、
信頼するマネジメント行動をとるよう、マネジメントの考えかたを転換していくべき。

(※「中間管理職の就業負担に関する定量調査 結果報告書」より抜粋)

=====

「部下に仕事を任せるようにして、部下を育てるべきだとわかっている。
だけれども、教える時間がないし、私がやったほうが早いので、ついつい自分でやってしまう」

という声は、研修などで、管理職やリーダーの方からよくお聞きします。

そうなんですよね。
忙しいと、ついついそうなっちゃいますよね・・・。私自身、経験していますし、よくわかります。

とはいえ、いつまでもそうしていると、どんどん自分の首を絞めてしまうことが、上記の調査結果から突き付けられた気がして、やはり、目先のことではなく、より抜本的なところに目を向け、手を打つことが大切なのだなと感じました。

 

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