こんにちは。
FAITH(フェイス)小川由佳です。
あっという間に、年の瀬になってしまいました。
時の経つのは本当に早いものですね。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
さて、以前の記事で
(9月29日記事「自分に経験のない分野でリーダーシップを発揮するためには」)
「これからリーダーとなる皆さん、特に女性の皆さんを対象に
私が広めたいと思っているスキルに『問題解決の思考力』がある。
これは、私にとって、とてもやりたいテーマだ」
と書きました。
実際、今年の活動を振り返ると、
この「問題解決の思考力」をテーマにした
研修等の仕事が非常に多かった1年であったと感じます。
ですので、このブログの記事でも、
この「問題解決の思考力」について
もう少し書いてみたいと思います。
そもそも、問題解決って何でしょうか?
「問題解決」のうちの「問題」というのは、
「ありたい姿(もしくは、あるべき姿)」と「現状」とのギャップ
のことです。
例えば、ダイエットをして
「体重を45kgにしたい!」と思ったとします。
一方、現在の体重は50kgだったとします。
(※ちなみに、これはフィクションです(笑))
この場合、
「体重が理想に対して5kg多い」
というのが問題です。
そして、この5kg分、体重を減らすこと、
つまり、問題をなくすことが
問題解決ということになります。
問題を解決していくためには、
押さえるべき視点や考え方があります。
それらの視点や考え方を身につけ、
無意識に使いこなせるようになることは、
9月29日付の記事でも書いたように
「私はどんな分野であっても、どんな相手であっても
きっとやっていくことができる」
という自信を持つことにつながります。
私は、コンサル業界に入り
自分が問題解決の思考力を身につけたと
思えるようになるまで
かなり苦労をしたのですが
(長い間、落ちこぼれでした^^;)
当時、私の上司が
こんなメールをくれて励ましてくれたことを
今でもよく覚えています↓
=================
小川さんも既に感じられているとおり、現実の問題に「正解はない」のだと思います。
であるとすれば、自分の考えることを「正解」だと信じて進むことしか選択肢はないのだと思います。
であるとすれば、自分の正解を本当に「正解」だと信じることができる「自信」が重要となるように思います。
であるとすれば、自分が自信をもてるよう、経験を積んでそうした感覚を磨くことであると思います。
私がそういう自信を感じたのは、それまで在籍していた製造関係の事業部から金融関係の事業部に、問題解決の専門職として異動した時のことです。
異動先の事業部で、すでに動き始めていた金融関係のプロジェクトの説明を受けた時のこと。
その時点での問題点を指摘した際に、「何で分かるのですか?」と言われたのです。
そこで感じたのは、問題解決等のプロジェクトにジャンルの壁はない・・・(のかな)ということです。
どこかで経験を積めば、他のところでも必ず役に立つはずです。
ですから、今の業務の専門的な部分にあまり目を奪われず、その奥にある問題の普遍性や共通性を感じるようにすることが重要なのだと思います。
=================
私が、当時、ダメダメな自分にめげずに踏ん張って
なんとかこの思考力を身につけるに至ったのは
この上司が見守り励ましてくれたことが大きいと思っています。
そして、今、私が、
ご縁のある方に対して、そんな上司の役割を
少しでも担うことができたなら、
それが恩送りにもつながるなあと
思うのです。