こんにちは!
FAITH(フェイス) 小川由佳です。
先日、おもしろい記事を読みました。
記事のタイトルは、
『働きながら東大医学部に合格した東大生が「ドラゴン桜」で考える3つの合格スキル』
ホテルマン及び予備校講師という
ダブルワークをしながら勉強し東大に合格をした、
片山湧斗さん(現在、東大生&医学部予備校レユシール代表)が、
「どうやって勉強の質と量を高めたか?」を記事にまとめたものです。
これを読んでいて、「おもしろい!」かつ「すごい!」と思うのは、
勉強の質と量を高めるために、徹底的に自己分析をしているところ。
例として挙げられていることを少しご紹介すると、
= = = = = = = = = = = = = = = = = = = =
「集中力を養うために、自分が集中できた時間を記録する」
集中力という曖昧なものをきちんと時間というデータ化することにより、
自分がどれ程成長できたのかを実感することが出来ます。
この集中力の測定を繰り返すことにより、
科目別、タスク別に自分が集中力が続く時間でタイムスケジュールを立てることができ、
効率の良い勉強が可能になります。
「思考の傾斜配分を常に意識する」
知識を持っているだけでなく、素早く使える瞬発力も必要なのです。
この知識の引き出しをスムーズにするために時間が無いなりに編み出した方法が、
「思考の傾斜配分を常に意識する」ということです。
私は家事の時間、仕事の時間、移動の時間といった時間で、
タスク別に自分がどの程度脳のリソースを割けば支障なく行動できるかを把握し、
残りのリソースを使って勉強のことを考えていました。
出所:『働きながら東大医学部に合格した東大生が「ドラゴン桜」で考える3つの合格スキル』
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/83105?imp=0
= = = = = = = = = = = = = = = = = = = =
自分の思考や行動を観察&データ化することを通じて、
自分の特性をしっかりと把握し、
これを、求められていること
(あるべき姿・ありたい姿)に照らし合わせて、
どうすれば、効率的にそこに近づけるのか、
考えて行動につなげているところがすごいなと感じます。
昨今の働き方改革という文脈もあり、
「いかに限られた時間の中で生産性を挙げるか」
というテーマが話題にのぼることも多々ありますが、
片山さんの姿勢や行動は
参考になる部分もありそうです。
片山さんのように
ここまで徹底してデータ化というのは、
ハードルが高そうですが・・・(T-T)
ただ、現状を見える化してこそ
改善の方向性が掴めるので、
自分自身やその状況について
観察し理解を深める姿勢は
ぜひ見習いたいなあと思っています。
ちなみに、少し話は飛ぶのですが、
(このブログを読んでくださっている皆さんは、
「管理職・リーダーになる」ということに
ご関心がおありだと思うので、その観点について触れると)
プレイヤー(実務担当者)から管理職・リーダーへ昇格した際、
しっかりと自己理解を深められるかどうかが、
管理職・リーダーの役割をスムーズに担えるようになるかどうかに
影響するということがわかっています。
そもそも管理職とは何かを理解すること。
そして、それに対して
自分の強みや弱みは何か
何ができていて何ができていないのか等、
自分の特性や状況を理解すること。
これらの姿勢や行動が持てているかどうかが
スムーズに管理職・リーダーになれるかどうかを
左右するということですね。
そういった観点でも、自分を理解するということ、
ぜひ押さえておきたいなあと思います^^