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「自分で考えない」は、誰の課題?

こんにちは!
FAITH(フェイス) 小川由佳です。

だいぶ以前の話になりますが、
新入社員について書かれた記事で

「自分で考えることができない」

みたいなタイトルを見たとき、
ちょっとした違和感を覚えました。

確かに新入社員もそうかもしれませんが、
それ以上に、私たち上司側が

「自分で考える人を、許容しマネージできるかどうか」

のほうが、課題として
大きいような気がしたからです。

実際、私自身

「自分で考える人を許容しマネージする」

ことの難しさは、
子育てしている中で
ひしひしと感じます。

いつも

「相手が自分で考えることを
許容する器を持てているか」

を突き付けられている気がします。

やはり、

全てをこちらが管理し、
こちらの言うことを相手(子供)が素直に聞いてくれた方が
簡単で、やりやすいのです。

相手に任せてうまくいかなければ、
そのリカバリに苦労させられる。

であれば、うまくいくように

時間通りに準備できているか
宿題はやり終えられているか
歯は磨けているか

とかとか、

最初からチェックして
お膳立てしておきたい

と思ってしまう。

 

3kids

 

ただ、こうしてしまうことで、
同時に思うのは、

私は

子供の『失敗して学ぶ権利』を
奪っているのではないかということ。

自立を妨げているのではないか
ということ。

本来、こちらに求められているのは、
親である私たちがいなくても、
子供がやっていけるようになること。

そう考えると、

「できるだけ手を出さないように」

手を出したい誘惑と戦いながら
日々を送る今日この頃なのです。

上司の役割も、きっと同じですね。

 

 

 

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