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危機感を感じたできごと

こんにちは。
FAITH(フェイス) 小川由佳です。

ゴールデンウィーク中、
コンサル会社勤務時代の同僚と
久しぶりに会いました。

スイス人と結婚して
かれこれ10年以上スイスに住んでいる彼女。

コロナ禍によって、
なかなか日本に来られなかったのですが、

ついこの春、
2年半ぶりくらいに、日本に帰国。

いろいろとおしゃべりに花が咲いたのですが、

久しぶりに見た日本の印象として、
彼女が話していたことが
とても印象的でした。

(Facebookにアップしている彼女の投稿を、
本人の許可を得て、以下に記載しますね。)

======================

最後、やっぱり書かないといけないのは
日本がどんどん貧しい国に
なっているんじゃないかと言うことを
今回さらに痛感したこと。

円安スイスフラン高で嬉しい反面、
本当にいよいよ日本はやばい局面に
入ってきたんじゃないかと不安を覚えます。

道路や建物が痛んで
修理されていないまま
放置されているところが
なんと多いことか。

スイスは道が破れている所が少なく
塗装が消えている道路なんて
ほんとに少ないです。

役所や病院での
紙の書類の多さにウンザリしたり、
スタッフの多さにびっくりしたり、
生産性効率の面でも
2年4ヶ月の間に格差が広がった気が
とてもしてしまいました。

ちょっと辛口なことを書いてしまいましたが、
それでも人々が優しくて親切なところは
とてもほっとして癒されます。

======================

確かに、日本は
1人あたりの労働生産性が
OECD加盟38か国中28位(2020年)。

国別の豊かさの目安と言われる
1人あたりの名目GDPは、
世界において24位(2020年)、
OECD加盟38か国中19位(2020年)。

その20年近く前、2001年の
日本の1人あたり名目GDPは、
世界において5位でした。

これらの意味するところは、
頭ではわかっているつもりでしたが、

実際にスイスに住んでいる
友人からの実感のこもったコメントは、
とてもリアルで、インパクトがあって、
身につまされるものを感じました。

ちなみに、ジェンダーギャップ指数は、
世界156か国中120位(2021年)。

VUCAの時代になり、
多様な人材の知恵とアイデアを集結させることが
今こそ求められているにもかかわらず、
多様性が活かされる世界にはまだまだ遠く及ばず。

先述の国の状況を考えると、
「女性だから・・・」とか「男性だから・・・」とか
言っている場合じゃないし
女性活躍推進に手をこまねいている場合じゃない。

早くそこを克服して、次の段階に行かないと
まずいんじゃないか。

そんなことを思いながら、
友人のコメントをかみしめておりました。

 

今の私にできることは何だろう

そう問いかけながら、日々進んでいけたらと思います。

 

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