こんにちは!
FAITH(フェイス)小川由佳です。
前回から、
テレワークでのコミュニケーションのコツ
について書いています。
前回の記事はこちら:
今回は、
チームとして一体感をもって仕事をするために、
リモートという環境下で
どのようなコミュニケーションを取っていけばいいのか
について書いていきたいと思います。
つい先日、ある企業の方と
zoomで打ち合わせをする機会があったのですが、
雑談中にその方がおっしゃっていたことが印象に残りました。
「4月から在宅勤務になり
リモートで仕事をしているんですけど
すっごい孤独感があるんですよね。
私が上司だったら、
毎日、zoomで課内ミーティングをやるのになあ」
とおっしゃっていたのです。
在宅勤務について、
このような感想をもつ方、
多いではないでしょうか。
家にいるのは自分だけ。
(家族はいるかもしれないけれど。)
同僚や上司の状況はまるでわからない。
普通に仕事をしている分には
声をかけられることもない。
こういう状況だと、
まるで孤島にいるように、
自分だけ切り離された感覚を持ってしまっても
不思議ではありません。
ここで少し余談になりますが、
皆さんは、人間の三大本能って何か知っていますか?
(もし以前の記事で既に書いていたら、重複してごめんなさい。)
これ、
1.食欲
2.性欲
3.集団欲
なのだそうです。
3つめの集団欲、これは、
「仲間でありたい」
「集団の一員でありたい」
という欲求のこと。
これが3大本能の1つに入るなんて、
初めて聞いた時には私もびっくりしました。
人間は、サルやオオカミのように
基本的に群れで生きる生き物。
だからこそ、このような欲求が
大きいのでしょうね。
でも、これが3大本能の1つだとすると、
在宅勤務になり、チームの状況がわからない中、
誰からも声をかけられることなく
一人だけで仕事をすることにストレスを感じるのは、
すごくよくわかる話です。
言い換えると、
「集団の一員である」「認められている」
と感じられるような刺激や働きかけを、
本能レベルで欲しているということなのでしょう。
では、これに対して、リーダーはどうすればいいか。
それは、極めて単純で、
ちゃんと部下やメンバーを「かまう」ことです。
具体的にいうと、
リーダーから部下やメンバーに対して
メッセージを送って声をかけたり、
1日一回チームミーティングを開いて
部下と接点を持ったりすることです。
メッセージというのは、「おはよう」「今日もよろしく」等、
まさに声掛けレベル、挨拶レベルでかまいません。
これだけでも、部下やメンバーにとっては安心感につながります。
でもね、この声掛け、
気を付けないと、1つ落とし穴があります。
その落とし穴とは何か。
次回の記事で書きますね。