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人がリーダーになっていく過程

こんにちは!
FAITH(フェイス) 小川由佳です。

気付けば、もう11月。
あと2か月ほどでお正月とは、時の経つ速さにびっくりです。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

先日、某組織で課長職を務める女性
とのセッションがありました。

部下の態度に対してモヤモヤし
数日経ってもそのモヤモヤが消えないとのこと。

何に対してモヤモヤしていたのか?
「どういう状態」を手にしていたらベストだったのか?
「どんな行動」を取れていたらベストだったのか?
それらの「状態」や「行動」を阻んでいたものは何か?

等々を一緒に紐解き

最終的には、
ご自身にとって腑に落ちる行動や
その行動を次回以降とれるようにするための対策に
辿り着くことができました。

セッション終了時、
そのクライアントさんがおっしゃった言葉が印象的でした。

「こうやって話しながら、
都度、自分にとって最も腑に落ちる答えを見つけていくことが
自分の中での「正解」を増やすことになると思っています。

言ってみれば、正解集を作っているような感じ。
事例集って言ってもいいかな。

で、正解集や事例集が増えていくと、
それがどんどん自分の自信になるんだなって思います。」

ああ、確かにそうだなって。

リーダーシップの持論化 と言う言葉がありますが、
まさにクライアントさんが行っているのが、「持論化」。

学問的な知識や人からのアドバイスを参考としつつも
「自分にとって何がしっくりくるか、腑に落ちるか」を感じながら
行動を積み重ね、その結果をもとにして、
自分なりの「正解」を見出し、言語化していく。

そうやって、人はリーダーになっていくのだと
改めて思いました。

 

 

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